ラテックスマットレスの口コミ評判とおすすめ※ikeaやニトリの商品は品質が高い?
天然ゴムの樹脂を原材料としたラテックスマットレスは日本ではまだ馴染みが無い方も多いと思いますが、ヨーロッパなどでは古くから利用されている寝具で正(中)反発と言う特性を持っています
マットレスは種類によって上記の様な特徴がありますが、正反発のラテックスマットレスは重さと同じ比率だけ沈んで同等の力で内側から反発するのが特徴です
また、天然ラテックスの含有量が80%を超えていれば、天然ラテックスを原料としているマットレスとして販売でき、天然ゴムの含有量が多ければ多いほど品質も価格も高くなります

ヨーロッパの高級ホテルの半数近くがこのラテックスマットレスを使っているほど世界的に有名で、日本でも少しずつ浸透し、気になっている方も多いと思います
そこで、ラテックスマットレスの特徴を含め、メリットデメリットをまとめてみました
ラテックスマットレスの特徴(メリット・デメリット)
ラテックスマットレスと一言で言っても大きく3種類にクラス分けされます
- 天然ラテックス100%:ゴムの木の樹液を採取し不純物を取り除いた純度100%のラテックス素材を使用
- 天然ラテックス:使用される素材の80%以上天然ラテックスが含まれている場合
- 合成ラテックス:使用されているラテックス素材が80%未満の場合

いわずもがな、天然ラテックス100%が最も高品質
合成ラテックスは自然から採取できる素材ではなくて石油由来のゴムを使用する為、本来のラテックスマットレスの良さを享受できず、個人的にはお勧めできないかと思います
正直、天然ラテックス100%などは高価ですが、ラテックス素材の寝具を選択する意味があまりない気がします
ラテックスマットレスのメリット

『素材の含有量はどのくらいなのか?』
『価格はどの程度なのか?』
とメーカーの製品によって異なりますが、ラテックスマットレスのメリットについてまとめました
身体を支える体圧分散の力が強い
ラテックスマットレスには、身体中に均等に圧力を分散する体圧分散の力が強いメリットがあります
普通に仰向けで眠ると肩や腰など出っ張っている部分に圧力が集中するのに対して、体圧分散性に優れたマットレスの上で眠れば他の部位へと均等に分散してくれます
- 腰痛や肩こりなど身体の節々の痛みで悩んでいる
- 寝心地があまり良くなくて熟睡できない日々が続く
- 寝返りが多くて夜中に目を覚ましてしまうことが多い
こういった悩みを抱えている方にラテックスマットレスは適しており、身体全体を包み込んでくれるような感覚で毎日の睡眠が可能です
天然ゴムの木から取れる樹液に発泡剤を加えて正反発のマットレスに仕上げているのが理由で、睡眠中の背骨のラインを一定に保ってくれます
適度な寝返りの回数を睡眠中に維持できる
体圧分散性に優れているラテックスマットレスは適度な寝返りの回数を睡眠中に維持できます
- 寝返りが多い⇒睡眠中に目を覚まして熟睡しづらくなる
- 寝返りが少ない⇒睡眠のスイッチのレム睡眠とノンレム睡眠を上手く切り替えられない
上記のように寝返りは多すぎても少なすぎても身体に良くありません
熟睡のためには適度な寝返りが必要となり、それを促してくれるマットレス選びが重要なのはお分かり頂けるはずです
耐久性と抗菌性が高い
ラテックスマットレスを普通に使用していれば10年間が経過しても変形せず、耐久性が高いメリットを持っています
抗菌性能も高く、大腸菌やブドウ球菌を24時間以内に殺菌でき、ラテックスが天然の抗菌効果を持っているのが理由です
定期的なクリーニングは必要でも、カビやダニに非常に強いラテックス素材はアレルギー症状で悩む方にも適しています
しかし、耐久性に関してはメーカーの製品によって違いがあるので注意しなければなりません
- ゴムの樹液の質が悪い
- 発泡剤の攪拌が十分でない
- 発泡過程で手抜きしている
こういった理由で耐久力が低下しやすく、どのマットレスに関しても選び方が大事です
処分するのが楽
購入前にあまり考える方は少ないかもしれませんが、ラテックスマットレスは天然のゴムを利用した自然由来の素材で処分も簡単です
ウレタンマットレスと同じ様にカッターなどで細かく切れば家庭用ごみとして出す事が出来ます
ちなみに天然ラテックスの場合は土に埋めると数年で分解されるそうです
ラテックスマットレスのデメリット

次にラテックスマットレスにどんなデメリットがあるのか見ていきましょう
- 購入した当初は製品によってゴムの臭いがする
- 紫外線に弱いので日光に直接当てると劣化が早くなる
- 洗濯すると変形しやすいので丸洗いはNG
- 他製品と比較すると重要があり、取り扱いにくさがある
- 高価な物が多くコスパはそこまで良くない
- 睡眠中にかく汗を吸収する吸湿性に欠ける
- 通気性が悪いのでダニやカビが内部で発生しやすい
通気性の悪さに関しては高い抗菌作用でカバーできています
しかし、陰干しを怠ってジメジメした場所で放置しているとラテックスマットレスでもダニやカビが発生しやすく、アレルギー性喘息や鼻炎の原因となるので市販のスプレー製品などで対応してください
また、ラテックスマットレスは他の商品よりも高価な場合が多く、しっかりと寝心地を確かめ納得してから購入する事をお勧めします

メリットも大きいのですが、ラテックス特有のデメリットもありますのでしっかりと検討したいですね
ラテックスマットレスの口コミや評判

実際にラテックスマットレスを利用している方の口コミをリサーチしました♪
ラテックスマットレスにしたら寝起きに腰イタが全く無くなりました。
— ☕️ラテアートチョットデキル覇王bot☕️ (@haonogu) July 5, 2019
いかがでしたか?良かったらシェアお願いします!
@riku0o0 だんなが腰痛持ちなのですが、今はラテックスマットレス使ってる。昔一時ムアツふとん使ってて今は娘が使ってます。これは割りといいみたい。私はベッドマットレスをとりあえず替えてみてそれでもダメならエアウィーヴかな〜っと考えてます。(寝具難民)
— かいくん★ (ΦωΦ)★. (@kaikun1112_) May 20, 2014
寝具、ラテックスマットレスが最強だった(自分にとっては)。ただ90cm幅しかなく、もしこれ2つ並べたら180cm+αのでかいベッドが必要なので思いとどまる。
— naomi_te (@naomi_te) September 1, 2013
ドイツのセンベラのベッドとスウェーデンのラテックスマットレスは最高のねご心地です。おやすみなさい♪
— 野村正徳 (@nomura0604) August 11, 2012

ラテックスマットレスはまだ日本ではなじみが少ないマットレスで価格も高いのですが、口コミは上々
購入を検討している人も多く、これから話題になる寝具かもしれませんね
私も寝具は出来るだけ安く抑えたいと思っていましたが、腰痛が寝具によって緩和された事や寝つきが良くなったので値段はある程度奮発した方が良いと考える様になりましたw
ラテックスマットレスの選び方

もし、ラテックスマットレスに絞って商品を探す場合は以下の事に注意して選ぶ事をお勧めします
最低でも天然ラテックス以上のタイプ
前述した通り、ラテックスには大きく3種類のタイプがありますが最低でも天然ラテックス以上、できれば天然ラテックス100%の商品を選ぶのがお勧めです
合成ラテックスだとラテックスマットレス本来のメリット(体圧分散性、耐久性など)を享受できないばかりか、ゴム臭が気になる場合があります
当然、価格は高くなりますがラテックスマットレスはそもそも高めのマットレスだと言う事を念頭に置いて検討しましょう
保証期間が長い
もともと耐久性の高いラテックス素材ですが、出来れば10年以上の保証を付けているメーカーの物を選ぶのがお勧めです
通気性を良くする対策が施されている
ラテックス素材の大きなデメリットの一つが通気性の悪さ
そのため、基本的にどのメーカーも小さい穴(ピンホール)を開けて通気性を確保しています
形状は異なりますが、通気性を上げる対策が施されている商品かどうかもチェックしましょう

ラテックスマットレスを扱うメーカーやショップは日本ではまだ多くありません
情報なども少ないので気になったらお店に確認したり、実際に体験会に参加すると失敗が少ないですね
ラテックスマットレスおすすめ3選
ボディドクターレギュラー
価格 |
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厚み | 11㎝ |
特徴 |
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日本で初めてラテックスマットレスを紹介したボディドクターの商品で100%天然ラテックスの中ではコストは安めなのが嬉しいですね
全国に販売店がありますので気になる方は足を運んでみてはいかがでしょうか
ラテシアロイヤル
価格 |
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厚み | 7.5㎝※5㎝のトッパータイプもあり |
特徴 |
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100%天然ラテックスを使用したマットレスの中では返品制度を行っているの非常に珍しく消費者としては嬉しいですね
身体の部位ごとに寝具にかかる圧力が違うので7箇所の分散はメリットが大きそう
厚みが7,5㎝と薄めなのでマットレストッパーとして利用するか1枚利用の場合は畳の上で敷布団感覚で利用するのがお勧めです
7zone20(ミディアム)※SLEEPSHOP
価格 |
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厚み | 20㎝ |
特徴 |
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世界最大のラテックスメーカーのLATEXCO社(ベルギー)で製造されている7zone20
コチラの商品も体の部位ごとに反発力を変える7ゾーンタイプですので体圧分散性の高さが大きなメリット
ポケットコイルマットレスの様なしっかりとした厚みがあり、まさに最高級品と言う感じですね
イケア、ニトリ、無印良品のラテックスマットレスの評判はいい?

量販店系の家具屋さんでもラテックス製のマットレスはありますが、品質はどうなのでしょうか?
リサーチしてみました
ニトリではNスリープ(ポケットコイル)の詰め物としての利用のみ
ネットの情報によるとニトリでもラテックスマットレスがあると記載しているサイトもありましたが、現在(2019年8月時点)では生産が終了しているようです
現在はNスリープ(ニトリのポケットコイルマットレスシリーズ)の詰め物の中に2㎝程度のラテックスを入れている商品があります
芯材がポケットコイルですのでラテックス本来のメリットを活かしきれませんが、気になる方は最寄りのニトリでチェックしてもいいかもしれません
無印良品はラテックスマットレスの生産を終了、在庫限り
無印良品では天然ラテックスマットレスの取り扱いはありますが、新規での生産を終了しています
現在はネットショップで在庫を購入するか(ちぇくした時はダブルしかありませんでした)アウトレット店で在庫を確認するかです
2019年の4月ごろに世界最大の無印良品の店舗(大阪府堺市)に確認しに行った時は在庫はありませんでした
どうしても無印が良いと言うわけでなければあえて無印良品で在庫を探す必要は無さそうです
イケアは合成ラテックスの取り扱いがあり、保証年数が長い
イケアではポケットコイル、ウレタンの他にラテックスマットレスの取り扱いがあります
合成ラテックスですので、品質的は正直そこまで高くありませんが、実際に寝た寝心地は悪くありませんでしたし、個人的にはゴム臭なども感じませんでした
ただ、少し硬めの印象でしたので体重が軽めの方には合わないかもと言う印象です
基本的に合成ラテックスはあまりお勧めできませんが、イケアの場合は25年保証が付いていいるメリットがありますのでコスパは良いと思います

イケアはもともとヨーロッパの家具屋さんですので常にラテックス素材のマットレスはありますが、他の寝具メーカーは取り扱いを終了させていました
やはり、日本ではまだなじみがなく人気が出なかったんだと思います
天然ラテックスとなると価格も高くなるので大手家具屋さんでは取り扱いにくい素材なのかもしれません
ラテックスマットレスに関する疑問や質問

ラテックスマットレスについてよくある疑問や質問をまとめました
ラテックスマットレスは布団乾燥機や電気毛布が利用できる?
商品の品質にもよりますが、ラテックスは熱に強い性質を持っているので布団乾燥機や電気毛布の利用は可能です
ラテックスマットレスはダニ・湿気対策は必要ない?
天然ラテックスはもともと抗菌作用を持っており、雑菌が繁殖しにくくカビ対策になり、ダニも寄せ付けに杭性質を持っています
他の素材よりも対策は必要ないのですが、お家や季節によっては発生する事もあります
気になる方は除湿シート、ダニ取りシートや敷パッドなどを利用して対策を行うと安心です
特に床に直置きする方は注意が必要です
ラテックスマットレスがお薦め出来ない人は?
マットレスと人との相性は千差万別ですが、ラテックス素材の場合ゴムアレルギーの方はお勧めできません
腰痛マットレスとしてもおすすめできる?
ラテックス素材は体圧分散性に優れ、適度な反発力がありますので腰痛対策にもお勧めできます
ただ、商品の品質による部分も大きいので前述したような条件を満たすラテックスマットレスを選ぶようにしましょう

腰痛対策の為にラテックスマットレスを検討していると言う方は以下の記事も参考にしてみてくださいね♪