モットンとトゥルースリーパーを比較※腰痛持ちにおすすめなのはどっち?

モットントゥルースリーパーセロ比較

 

TVCMの影響もあり腰痛対策としてトゥルースリーパーを検討されている方も多いと思います
腰痛マットレスの選び方】でもお伝えした様に低反発マットレスは腰痛持ちにはあまりお勧めできませんが、実はトゥルースリーパーにもモットンと同じ高反発マットレスタイプのマットレスであるトゥルースリーパーセロがあります
正直、低反発マットレスは腰痛持ちにお薦め出来ないワケ

 

簡単にそれぞれのタイプのマットレスの違いをまとめると

高反発マットレス・低反発マットレスの違い
同じマットレスでも、モットンは高反発タイプでトゥルースリーパーは低反発タイプと大きな違いがあります

高反発タイプ
  • 体圧分散性に優れていて睡眠中に身体へと加わる圧力を均一に分散してくれる
  • 寝返りが打ちやすく身体の負荷を分散して血液やリンパの流れを良くできる
  • 通気性が良いのでダニが発生したりカビが生えたりという不衛生な状態を回避できる
  • 変形しても復元力が高くへたりにくいので長期間に渡って使用できる
低反発タイプ
  • 衝撃を和らげる力が強くて形状が変化してもゆっくりと復元する
  • 寝ている時にお尻と肩胛骨に加わる圧力を分散できる
  • 包み込まれるような感覚になるので寝心地が良い

このようにどちらのマットレスにもメリットがありますが、腰痛で悩まされている方は高反発の製品を選んだ方が良い事が分かります

 

低反発のマットレスは衝撃の吸収力が高いので睡眠中に身体の重い部分が沈み、無理な姿勢になったり寝返りの回数が減ったりというデメリットがあります

 

適度な硬さのマットレスの方が実は身体に良く、トゥルースリーパーよりもモットンをおすすめする理由です

 

 

トゥルースリーパーには定番のプレミアムタイプから布団タイプ、中反発タイプなど様々あり、寝心地や用途で選べるようになっていますが、今回はトゥルースリーパーセロと呼ばれる高反発タイプのマットレスをモットンを比較してみました♪



モットンとトゥルースリーパーセロの基本データを比較

モットンとトゥルースリーパーセロ(高反発タイプ)の基本的なデータをまず見ていきたいと思います

 

 

【モットン】

 

【トゥルースリーパーセロ】

費用

39,800円~59,800円
サイズによる違いのみ

24,624円~28,944円
サイズによる違いのみ

厚み 10㎝ 5㎝
反発力

100N
140N
170N
から選択

110N前後
(公式サイトに記載はなし)

素材 高反発ウレタンフォーム

網状素材【ナノハイブリッドR】
硬わた素材【ファイバークッション】
の2層構造
※ウレタン製の低反発とは別素材※

耐久年数

10年
メーカー公式サイトより

1年の交換保証
メーカーサイドの答えはあやふやだが、2年程度

全額返金制度 90日返品保証 60日返品保証
製造国

中国
ボーケン(経済産業大臣認可の日本の検査機関)の検査に合格しISO認証取得工場で製造

日本

データから見るモットンとトゥルースリーパーセロとの違い

上記の基本データから両マットレスを比較して気になる点は

耐久性

トゥルースリーパーセロはオーバーレイマットレス(トッパーマットレス)と言って基本で気に今あるベッドマットレスなどの上に敷くタイプです
一枚でも重ね敷きしても大丈夫なモットンと比べると用途が狭くなるだけでなく、薄い事によって耐久性や体圧分散が落ちるのがオーバーレイマットレスの特徴

 

エアウィーヴも3年程の耐久性と言われており、トゥルースリーパーセロも耐久性は1年~2年程度
耐久性に関しては、公式サイトにもかなりあやふやと言うか答えになっていない答えしかありません

モットントゥルースリーパー耐久性
(トゥルースリーパー公式サイトより)

低反発素材の事だけですし、口コミを見てみると耐久性が低いという声が多くありました
モットンの耐久年数は10年程度ですので耐久性ではモットンが大きくリードしています

 

また、重ねて敷くタイプのマットレスの場合、二枚ある事で厚みが増し、ヘタりに気づきにくいというデメリットもあります
今ある寝具環境を変えたり、ベッドマットレスなどを廃棄する必要がないので人気のオーバーレイマットレスですが、腰痛持ちの方にとっては耐久性はかなり大切なポイントです

 

コスパについて

耐久財のマットレスのコスパは価格を耐久年数で割り、1年に換算する事によって割り出されます
そうなると上記で挙げたように耐久性で大きく劣るトゥルースリーパーセロは一見安く見えますが、コスパはあまりよくありませんね

1年あたりの費用(シングルの場合)

  • モットン:3,980円(39,800円÷10年)
  • トゥルースリーパーセロ:12,312円(24,624円÷2年)

 

反発力を選ぶ事が出来る

国が決めた基準によると高反発マットレスは110N以上である事が条件です
エアウィーヴやブレスエアーなどの網状の素材のマットレスはニュートンと呼ばれる数値の記載がない(義務もない)為、分かりにくいのですが、トゥルースリーパーセロは販売店などに問い合わせると110N前後だそうです(エアウィーヴは130Nほど)

 

モットンは100N、140N、170Nから選ぶことが出来、幅広い年代、体格に合わせたマットレス選びが可能です
腰痛持ちにとって自分に合った反発力である事は非常に大切ですのでトゥルースリーパーセロは体重が軽い(40㎏台)方や筋力が弱い高齢者以外は少し反発力が足りない可能性が高いです

返金保証はともに完備

寝具メーカーとして返金保証を付けている所はほとんどないのですが、この2つのマットレスブランドはともに返金制度を用意しています
モットンが90日、トゥルースリーパーは60日と一ヶ月の差はありますが、これだけ利用する事が出来れば自分の体に合っているかは確かめる事が出来ます

 

ですので、2つとも迷っている腰痛持ちの方はまず気になる方から気軽に試す事をお勧めします
ただ、返品の際の送料などは自己負担ですので、良いと思う方から試すようにしましょう

通気性の良さ

ウレタン素材であるモットンと網状素材を使用しているトゥルースリーパーセロだ通気性はセロの方に軍配が上がります
公式サイトを見るとエアウィーヴと同じ水洗いできるタイプですので、通気性の良さはトゥルースリーパーセロですね

 

ただ、一枚だけで使用するワケではありませんので、トゥルースリーパーセロが通気性が良くても下に引くマットレスなどの寝具の通気性が良いかどうか?も関係する事は忘れない様にしましょう

モットン・トゥルースリーパーセロ、腰痛持ちにはどっちがおすすめ?

モットントゥルースリーパーセロ比較

 

結論を言うと腰痛持ちには確実にモットンがお勧めです


 

トゥルースリーパーは低反発マットレスブームの時にかなり人気が高かったマットレスですが、高反発マットレスのセロは腰痛マットレスとしてはちょっと物足りない部分が多いですね
また、腰痛持ちの場合特にですが、オーバーレイタイプのマットレスは低反発タイプを使用するのがお勧めです

 

なぜなら、スリープカウンセラーの方も言っていましたが、

  • 硬めのマットレス⇒オーバーレイタイプを使用して寝心地を調節する事は可能
  • 柔らかめのマットレス⇒オーバーレイタイプを使用して硬めにする

と言うわけなんですよね…

 

元が柔らかいと硬めの物を上に敷いても沈み込んでしまうからです
トゥルースリーパーは寝心地の良さや使い勝手から優れた低反発マットレスであることは人気から証明されていますが、腰痛マットレスとして考えるとモットンとセロを比較すると耐久年数、マットレスの厚み、体圧分散、コスパなどでモットンに軍配が上がります